『春盤/夜盤』セルフライナーノート

2016年3月より流通させていただいているCD『春盤/夜盤』。

これは、完成させるのに本当に苦労しました。

2015年8月くらいから?録音を初めて、もともと10月とかには完成する予定だったのだけど、結局3月になったというあたりで、その苦労を察していただければと思います。

・・・といっても、いちばん苦労したのは、ミックスを担当した夏樹さんですけど。。

 

まず、なぜこのCDタイトルか。というところです。

春と夜って、別に対比にもなっていないし、なんでこんなことになっているんだ、というところですが。

 

最初は『春盤』と『夜盤』をそれぞれつくろう!ということになっていました。

だけど、わけるのもめんどくさいし大変だし、ってで、合体しちゃおうぜ、ということでこのようになったわけです。

7曲も録音・ミックスするのは大変だからいやだ、とあからさまに嫌な顔をする夏樹さんに「まあまあまあまあまあまあまあまあ」と、「まあまあ」と言いまくってお願いし、スタートしました。案の定というか想定外にというか、結局めちゃめちゃ時間かかったわけですが・・・。

かけただけあって、とても良い仕上がりになったのではないか、と自負しています。

中身もそうですが、注目していただきたいのは、ジャケットと盤面のアートワーク。

メンバーとつながりのあった京都在住のイラストレーター「梅子」さんに描いていただいた代物。

表紙の傘の女の子の絵、すごくいいんですよね。

この、空を見上げる微妙なアングルって、ともすれば下品になりそうだけど、そういうのは全然感じない、かわいいデザイン。水たまりを思わせる波紋と、空を舞うシンボルが素敵なのです。

これは、紙をめくると絵が続いていて、それもまためちゃめちゃ素晴らしい。

ぜひ、購入してお手にとっていただきたいのですが、この絵が「春」と「夜」の世界にそれぞれつながっているのですが、それぞれの世界の絵がこれまたキュートかつユニークでもうね、最高です。

歌詞が書いてある面のイラストのシュールなキモかわいさも必見なのです。

盤面もものすごくかわいい。

われらが誇るボーカル、さあやさんと梅子さんは面識ないはずなのに、なぜかさあやさんっぽい絵になっているのが不思議だ。

 

というわけで、そんなCDの詳細はこちら。

ぜひ、お手にとってみてください。

下北沢mona records
Disk UNION
 下北沢店、吉祥寺店、お茶の水駅前店、新宿日本のロック・インディーズ館、大阪店
Tokyo Future Music
 
こちらで試聴できます

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 それで、そんな苦労をしたCDなので、せっかくだから、曲をそれぞれ紹介したい!

と思いまして、これから何回かにわたって、曲のセルフライナーノートでも書いてみようかなーと思っています。

(そもそも始まるのか、続けられるのかわからないけれど・・・。)

 

1. 花が吹く

2. 3月

3. グライダー

4. 春の朝に

5. ヒカゲムシ

6. おつかれさま

7. グッドモーニング東京